環境保護を目的としたREACH分析の概要

MENU

分析セット料金の相場

研究

試験結果の品質を保証

自社で製造した部品や製品を欧州輸出向けに出荷している企業では、REACH規則への対応が不可欠とされています。REACH規則は欧州連合が策定した化学物質の登録と評価・認可・制限に関する規則で、域内に輸出される製品すべてに適用されるのです。SVHCと呼ばれる高懸念物質がその中に多数登録されており、該当する物質が製品に基準値以上含まれる場合は届け出の義務が生じます。自社で製造している部品や最終的に組み立てられた製品にSVHCが含まれているかどうかは、信頼できる専門の試験分析機関に分析してもらわなければ証明できません。国内の試験分析機関にこうしたREACH分析を依頼する際には、どれだけ費用がかかるかが問題となるものです。REACH規制でSVHCの候補に指定された物質は2017年8月現在で174物質を数えており、それらの1つ1つについて個別にREACH分析を依頼していては費用が膨大になります。多くの試験分析機関ではSVHCの分析セット料金を設定しており、複数の種類の物質をまとめて分析してもらうことで費用を安くできるのです。SVHCリストの第1次から第17次までに指定された全174物質のREACH分析セットは、インターネット上で情報を公開している分析機関の間でも料金に幅が見られます。30万円台としている分析機関もあれば、安いところでは20万円を切る料金を設定している分析機関もあります。概ね20万円から30万円程度が、第17次までの全SVHCリストに対応したREACH分析セット料金の平均相場です。REACH分析は欧州連合加盟国に製品を出荷する際の信頼性に関わってくるため、利用する分析機関にも技術能力と試験結果の品質保証が求められます。ISO17025の試験所認定は試験分析機関の国際的信頼性を示す指標ですので、REACH分析を依頼する際にも認定を受けた試験所を選ぶことが大切です。

RECOMMEND POST

実験道具

EUの化学物質規制

EUで実施されているREACH規制は、特定の化学物質の製造や輸入に届出と総量管理を義務づけるもので、製品だけでなく原材料や部品にも規制が及びます。そのためEUと直接の取引がないメーカーでも、REACH分析が必要になる場合があります。

研究

物質の追加があるので注意

欧州において製造、または欧州に向けて輸出を行なう場合にはREACH分析を確実に行なう必要があります。化学物質に関する規制や検査は数多くありますが、REACH分析は対象となる物質が追加され増えていくので定期的な検査を欠かさずに行なわなければなりません。

ウーマン

複数の物質をまとめて検査

REACH分析は特にヨーロッパにおいて製造や製品の輸出入を行う事業者にとっては、必要不可欠な検査だと言えます。検査機関にきちんと依頼すれば170以上ある規制物質の分析を適切に行ってくれる上、随時追加される物質についても適宜に分析が出来ます。

研究

高懸念物質の分析を依頼

欧州連合では化学物質の登録・評価・認可・制限に関するREACH規則と、認可対象候補物質が定められています。認可対象物質を含む可能性のある製品を対象地域に輸出するには、試験分析機関でのREACH分析が不可欠です。ISO17025の試験所認定を受けた分析機関は、REACH分析の依頼先として信頼できます。